2017/11/24海外職員研修 Vol.13:上海(11月15日)

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岐阜大学上海オフィスにて

【11月15日(水)】
 11月14日(火)に南寧を出発し上海に移動しました。
 まだまだ夏の気候の南寧から、冬の上海にやって来たら、寒いこと寒いこと。気温差は10度以上あります。

 早速午前中から、岐阜大学上海オフィス所長の于平さんに上海オフィスの現状と課題や今後の活用方法についてお話を伺いました。
 
 于平さんによると上海は経済的には非常に恵まれていて、給料は日本とほぼ同じ水準にあり、私費で留学し、アルバイトしなくても大丈夫なくらいの仕送りができる家庭も多いそうです。
 同じ中国内でも大学や留学のPRのアプローチの仕方、ターゲットの絞り方を変える必要があると認識しました。
 私たちは、折角あるこの海外オフィスをもっと活動拠点として広げられれば良いと感じました。于平さんも上海で積極的に活動を行ってくれています。


 午後は15時半まで、この日の夜に行われる上海経営者協力会(略称SMA)で発表する岐阜大学の紹介についてパワーポイントの作成、発表練習をしました。ちなみに、SMAとは、于平さんが発起人となって2009年から始まった上海の企業経営者(会員は副社長以上限定)同士がビジネスを通じて相互に助け合う事を目的とした民間団体です。民間の日中ビジネス交流団体としては上海で最大の組織で、さらには東京、大阪、名古屋に支部があるようです。
 今回のSMAは岐阜特集イベントとして開催され岐阜大学としてブース出展し、岐阜大学を上海の企業の方々にPRできるチャンスでした!!
 経営者や社長との意見交換の中でアドバイスいただいたこととして、留学希望者を対象に大学のPRをするときは、彼らの不安に思っていることを解消できる情報の提供が大切とのことでした。例えば、大学周辺の物価の水準が低いこと、生活のしやすさ、公的な相談窓口についての説明、日本語習得のサポートなどについて留学希望者にアピールすることが留学生の誘致につながるとのご意見を頂きました。
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設営作業をする矢野
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岐阜大学の紹介をする佐藤
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上海オフィス所長 于平さん(中)

 普段の大学の業務だけでは出会うことのないような、上海の企業のトップの方たちとお話しでき、海外実務研修ならではの非常に貴重な機会でした。




【これまでの報告はこちらから】
 海外職員研修 Vol.1:広西大学(10月25日)
 海外職員研修 Vol.2:広西大学(10月26日)
 海外職員研修 Vol.3:広西大学(10月27日)
 海外職員研修 Vol.4:広西大学(10月30日・31日)
 海外職員研修 Vol.5:広西大学(11月1日)
 海外職員研修 Vol.6:広西大学(11月2日)
 海外職員研修 Vol.7:広西大学(11月3日)
 海外職員研修 Vol.8:岐阜大学フェア in 広西大学(準備編)
 海外職員研修 Vol.9:岐阜大学フェア in 広西大学(当日編)
 海外職員研修 Vol.10:広西大学(11月9日・10日)
 海外職員研修 Vol.11:広西大学(11月12日)
 海外職員研修 Vol.12:広西大学(11月13日)