2014年6月

2014/06/10「2014長良川クリーン作戦」に参加しました

 6月7日(土),自然環境保護・保全を目的とした地域貢献イベント「2014長良川クリーン作戦」に学外奉仕活動として,岐阜大学財務部職員7名が参加しました。

 日本三大清流と称される長良川の自然を未来に残そうと,公募で集まった親子や大学生ら約200名が河川敷のごみ拾いを行いました。また,清掃後は地元漁協の協力を得て,稚鮎約4千匹を放流しました。

 秋にも開催されますので,教育研究以外においても地域に根差した活動として積極的に参加したいと思います。



ミナモと参加メンバー
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稚鮎を放流するミナモ

:財務部

2014/06/10ラジオ「岐阜大学からこんにちは」 工学部 池田将先生

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は,工学部 池田将先生が出演しました。


先日,池田先生の共同研究の成果が英国科学雑誌「Nature Chemistry」に掲載されました。
おめでとうございます!「Nature Chemistry」は,化学の分野ではトップレベルのジャーナルです。とても名誉なことですね!

ラジオ放送では,この話題の研究や先生が生命工学の分野を目指したきっかけなどをお話ししました。


池田先生は,「バイオマーカーを見分けて溶けるゲル状物質」を開発されました。難しそうな内容ですが,話題の研究について教えてください。
池田先生「ゲル状物質はゼリーのようなものをイメージしてください。バイオマーカーというのは,病気の指標になる物質です。今回は,水をゼリーのように固め,このゼリーに酵素を混ぜておくとバイオマーカーがいるかどうかを見分けて溶けるようにする分子を開発しました。
では,今回開発した分子がどのように役立つかといいますと,病気をもっている人か,また症状の程度によって,必要に応じて,必要な量の薬剤をゼリーの中から溶かし出す(摂取する)ことができるようになります。ただし,またまだ臨床実験などこれからの話ですので,実用化に向けては地道な研究が大事です。」


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この分野を目指したきっかけを教えてください。
池田先生「学生の時に,配属先の研究室で新しい分子をデザインして,自分で作った分子に仕事をさせる研究の面白さを実感したのがきっかけです。普段目にすることのできない分子を作ることは楽しかったですね。また,現在,岐阜大学では,研究室の学生と一緒に医療や診断に役立つ分子を開発しています。失敗も多いですが,それも新しい発見です。研究者は,日々新しいことに出会えるわくわくするような職業ですから,学生のみなさんに,研究者や科学者を目指してもらえるとうれしいですね。」


とてもさわやかな先生で,難しいお話をわかりやすく紹介されました。
なかなか分子レベルの構造について,考える機会は少ないと思います。
これをきっかけに高校生や学生のみなさんにとって,化学が身近な存在になりますように。

:なでしこ広報

2014/06/05広報誌「岐大のいぶき」27号 完成!

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岐阜大学では,広報誌「岐大のいぶき」を年2回発行しています。
このたび,27号(2014春夏号)が完成しました!

今号の特集では,「SF世界が現実に... -岐大の工学研究-」というテーマで,岐阜大学のバーチャルリアリティの技術や複合材料の技術を取り上げています。

巻頭には,今年4月に学長に就任した森脇学長のメッセージを掲載しています。
また,特色ある授業の1つである科目「ワークショップ型教材開発」を題材に,大学院教育学研究科教職実践開発専攻(教職大学院)での学びあう姿勢について紹介しています。ほかにも,ヤギを使った土地管理の研究実験,在学生のサポートを行う「就職支援室」,岐大のリケジョとして,小・中学校,高校などに赴き,出前講義も行う山本彩織さんについてなど。

保護者のみなさんへは郵送させていただき,学内ではミニストップ等で配布しております。
また,大学公式Webサイト(PCサイト)からもご覧いただけます。
ぜひご覧ください!

広報誌の中に,広報誌のアンケートハガキが入っています。みなさまからのご意見どしどしお待ちしています。ご協力いただいた方の中から,抽選でプレゼントが当たります。

<岐大のいぶき27号アンケートフォーム>WEBからもご回答いただけますが,プレゼント応募はできません。
PC・スマートフォンの方はこちら
フィーチャーフォンの方はこちら
※プレゼントを希望される方は,アンケートハガキでご応募ください。

:なでしこ広報