2016年12月

2016/12/28【医学教育開発研究センター(MEDC)】"模擬患者さん"について(大募集中です)

みなさん,こんにちは。
医学部医学教育開発研究センター(MEDC)からのお知らせとお願いです。

医学部医学科では,臨床現場で患者さんの立場に立って診療ができる医師になるために様々な教育を行っております。
その一つに,模擬患者(もぎかんじゃ)さんに協力いただいて,コミュニケーションや医療面接の練習を行う授業や実習があります。模擬患者さんとは一般市民のボランティアで、"病気や患者さんの様子を記したシナリオ"に基づいて患者役を演じていただく方のことです。
全国の医学部をはじめとして医療系の学部では,模擬患者さんにご協力いただく試験も行われており,もはや模擬患者さんなしでは実習や授業が成り立たないものもあります。医学科では15年ほど前から「岐阜大学模擬患者の会」があり,多くの模擬患者さんにご活躍していただいていますが,授業や実習での活躍の機会も多くなってきておりますのでさらに募集をさせていただきたいと考えています。

模擬患者養成プログラムを受講していただいた方(ポスター参照)は,4年生以上の授業・実習に患者役としてご参加いただけます。
養成プログラムを受講していなくても,1年生の授業・実習に実習パートナーとして,また海外臨床実習のためのセミナー(英語が話せる方)にご参加いただけます。

教職員の皆さんのご家族の方やお知り合いの方,学生の皆さんでご興味ある方など,年齢,性別,出身国,医学的な知識の有無は問いませんので,ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております。

医学教育開発研究センター 担当 川上ちひろ 早川佳穂
内線6465
medcsp@gifu-u.ac.jp



模擬患者養成プログラム(模擬患者さんになるための基本プログラム)の様子


臨床実習中の医学科5年生,医療面接実習の様子(診察室で模擬患者さんと面接の練習)
模擬患者養成プログラム チラシ(PDF:412KB)

2016/12/16【医学部医学科】Student Doctor(スチューデント・ドクター)認定式について

 11月25日(金),医学科で「Student Doctor認定式」が行われました。
 医学部医学科(6年課程)では,4年生の11月末から大学病院での臨床実習がスタートします。この実習では,将来の専門分野に関わらず,大学病院のあらゆる診療科・セクションを1年間かけて回り,それまでに学んだ基礎・臨床医学について,実際の診療に参加しながら能動的に学びます。


【湊口学部長】

 学生はそれぞれ指導医の監督・指導の下で実習を行いますが,医療の現場に出ることとなるため,全国統一の基準で実施される試験(共用試験)に合格した学生のみが実習を行うことが許されます。この共用試験に合格した学生に与えられる称号が"Student Doctor"です。


【小倉病院長】

 授与式ではまず,湊口医学部長から
「現場にでたら学生としてではなく,一人の医療人として見られていることを意識し,実習に臨んでほしい」と,小倉病院長から「1年間の実習だけでなく,医師としての長い道のりのスタートと捉え,思う存分取り組んでほしい」と挨拶があり,学生たちは真剣な表情で聞き入っていました。



【学生代表による誓いの言葉】

 続いて,学生一人ひとりへ「Student Doctor認定証」が手渡され,最後には学生代表から
「私達は患者さんに対し,誠実で思いやりのある態度で接することを誓います。人命を預かる医療者としての自覚を持って行動し,謙虚な姿勢を持ち続けます。実習を通し,全ての医療職の方々に敬意と感謝の念を持つことを心掛けます。医療の現場で貴重な教えを自らの経験としていかし,将来に役立てます。以上の初心を忘れず,日々向上心を持って自己研鑽に励みます。」
と力強く誓いの言葉がありました。



【認定証が一人ひとりに手渡されました】

 臨床実習に向かう学生たちの表情は,最初は緊張しているように思いましたが,湊口医学部長,小倉病院長,飯田副病院長,伊藤医学科教務厚生員長から Student Doctor 認定証が手渡されると,不安以上に期待と意欲に胸を膨らませる様子が見受けられました。


 臨床医としての大いなる一歩を踏み出した医学科4年生を,今後も応援したいと思います。

文責:広報しゃくはち

2016/12/15神志那先生がNHK松山放送局の取材を受けました

 12月1日(木),応用生物科学部共同獣医学科の神志那准教授がNHK松山放送局の取材を受けました。
 今回の取材内容は,先生が研究している犬の変性性脊髄症(DM)について、研究成果や遺伝疾患が顕在化している要因等のインタビュー,罹患している犬の診察の様子などの撮影を行いました。

 撮影は動物病院内の診察室・処置室で行われ,資料を使った説明や実際の処置(超音波検査やカテーテルを使った膀胱洗浄)を行いました。

 インタビューの中で神志那准教授は,この病気は遺伝性疾患であること。最近はコーギー犬に多くなっていること。原因遺伝子がある犬だということを知らずに繁殖させると増えていく一方だということ。などを話されました。
 犬の診察では発症して3年10か月のコーギー犬の騎士(ないと)くん(♂)の肢の筋量を測ったり,肺や膀胱の状態を確認したり飼い主さんから家での様子を聞いたりするところを撮影しました。

 残念ながら今回撮影した番組は,12月16日(金)19:30から四国地方のみでしか放送されませんが,その時に四国地方へ出張や旅行に行かれる方は是非ご覧いただきたいと思います。
 ディレクターの方が「全国放送出来るように申請している」とおっしゃっていましたので,今回見ることが出来ない私たちも,もしかしたら見られるチャンスはあるかもしれません。その時はまたお知らせします。


【収録の様子】

【診察の様子】

文責:toi toi toi!


関連リンク: NHK松山 四国羅針盤

2016/12/07交流のための場をみんなで創ろう!

 2016年11月26日(土)に,「Weekend Carpenters' Fes」 というワークショップを実施しました。
 雨を予測した天気予報を裏切ってすっかり秋晴れの空の下,図書館南の広場が開催地です。  この場所は,2年ほど前から少しずつ整備の手が入れられてきた場所です。
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2016/12/02「いこまいセミナー」11月開催報告と12月プログラムのお知らせ

みなさん,こんにちは! 保健管理センター臨床心理士の堀田(ほりた)です。
今日は11月後半の「いこまいセミナー」の開催報告と,12月に開催されるプログラムを紹介します。


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