2012年11月

2012/11/13ラジオ「岐阜大学からこんにちは」工学部 高木朗義先生

takagi.jpg

ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は工学部社会基盤工学科の高木朗義先生に出演いただきました。

高木先生の専門は一言でいうと「まちづくり」です。
でも内容を聞くと,一言で表せないくらいの幅広い研究をされています。
道路や橋などをどこに,どれくらいの大きさでつくるか,そしてつくるだけでなく,どのように使っていくかを考えるところまで研究分野で,防災,環境保全,地域活性化,様々な視点から,まちづくりの研究をされています。

ラジオ放送では,研究テーマの1つの「防災」から, 災害時は想定以上のことが起こるため,起きたときに自分がどういう対応をしたらいいかなどをお話いただきました。
ここで,災害時の知恵を1つ。
災害時に缶詰を食べようと思っても,缶切りがありません。
でも,スプーンがあれば,意外にうまく開くそうです。
スプーンの使い方に少しコツがいるそうですが,事前にこの知恵を身につけていれば,いざというときに役立ちますね。

大学での授業「地域協働型インターンシップ」についてもお話されました。
学生が夏休みや春休みを使って,中小企業やNPO団体の実際の現場に飛び込んで地域の課題に触れながら,1つのプロジェクトを企画から運営まで行うという授業。
学生にとっては,地域への関心や社会に出てからの基礎能力を培うことができ,良い機会になるそうです。
これもまちづくりの1つですね。

また,11月30日(金)には,じゅうろくプラザにて,
高木先生がコーディネーターをしている,
シンポジウム 暮らしの安全と地域再生への挑戦 「『みち』がつなぐもの」
(主催:岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術研究センター)
を開催いたします。興味のある方はぜひご参加ください。
詳細は岐阜大学HPをご覧ください。

来月は12月10日(月)12:40から,岐阜大学イルミネーション実行委員会の大塚しおりさんと中村真菜さんが出演します!お楽しみに♪

:なでしこ広報