岐阜大学に「博物館」があることを,皆さんご存じでしょうか。
教育学部棟の5階に,その「教育学部附属 郷土博物館」があります。
始まりは,教育学部の前身である岐阜県師範学校に設置された「郷土室」(1931(昭和6)年設置)であり,1955(昭和30)年には「博物館相当施設」として指定を受けました。
現在は全国大学博物館協会及び岐阜県博物館協会等に参加する「博物館類似施設(現在は「博物館相当施設」指定は受けていません)」となっており,岐阜県下の郷土資料をはじめ,考古資料,文献,古文書や岐阜県師範学校に関連する多くの資料を収蔵・展示しており,考古出土品は約2,000点,近世史料は約40,000点以上にも及びます。
常時開館はしていませんが,事前申込みがあれば在学生・関係者に限らず地域の方にも広く利用いただける施設ですので,ぜひ貴重な郷土資料に触れてみてください。
さて,そんな郷土博物館では,事前申込みなしで学内者に気軽に足を運んでもらう企画として「学内内覧会"ナイト・ミュージアム"」を実施しています。
全2回を計画しており,第1回目は先日終了しましたが,第2回目は下記のとおり,12月に行われます。
対象は,学内者及び学内者と一緒に来館する一般の方となっていますので,ぜひ積極的に訪れてみてください。
学内内覧会 【ナイト・ミュージアム】
日 時:12月8日(木)17:00~19:00
場 所:教育学部棟5階 郷土博物館(第一展示室)
対 象:本学教職員,学生,学内者と一緒に来館する
一般の方
料 金:無料
・随時、収蔵庫の見学ツアーを行います。
・関連分野の教員による展示品や収蔵品のポイント解説を行います。(不定期)
・軽食と飲み物をとりながら歓談できる場を用意します。(飲食物は実費負担願います。)
・博物館出版物(収蔵品目録)を自由に閲覧できるコーナー設置します。
文責:広報しゃくはち
【関連ファイル】
2016年度 学内内覧会(ナイト・ミュージアム)案内(PDF:167KB)
【入館申込み(ナイト・ミュージアムは申込み不要)はこちら】
電話:058-293-2203
11月7日(月)に,岐阜大学,平成医療短期大学,岐阜薬科大学と合同授業(多職種メディカルケアチーム医療教育(MMeCTE:Multidisciplinary Medical Care Team Education))が,平成医療短期大学で実施されました。
この授業には,岐阜大学医学部医学科の4年生104名,平成医療短期大学の看護学科及びリハビリテーション学科の2年生219名,岐阜薬科大学の4年生84名,総勢407名が参加しました。1グループ5人~6人にわかれ,36グループ(午後も同数)で課題に取り組みました。グループ多職種を意識し,それぞれの大学・学科の学生が1~2人いるように編成されています(人数が少ない学科はいない場合もありました)。
なお,授業の指導は上記3つの大学の教員が担当し,今年度は岐阜大学の医学教育開発研究センター(MEDC)の教員が全体のコーディネートを行いました。
授業では,アイスブレイクに続いて,まず第一部として「患者の状態と人生を理解する」というテーマで,患者を理解するうえの情報収集のためにDVD教材を見て学習しました。その後,配付されたシナリオを元に,各グループでカンファレンスを行いました。
シナリオは,【70歳男性,脳梗塞や糖尿病を患う患者の,在宅療養へ向けての退院準備カンファレンスの場面】です。
カンファレンスでは,それぞれの参加者が専門とする分野(医学,薬学,看護学,リハビリテーション学)の知見に基づいて,患者を理解するために様々な意見が交わしました。
その後,第二部として「患者のアセスメントとプランを立てる」というテーマで,DVD教材で多職種(医療専門職)カンファレンスのモデルケースを学び,各グループでカンファレンスを行いました。
ここでは,第一部で理解した内容をベースに,具体的にどんな働きかけをしていくのか,どんなことに注意する必要があるのかについて,積極的な意見が飛び交いました。
最後には,ロールプレイとして2つのグループが合体し「メディカルケアチーム」と「患者とその家族」に分かれ,在宅療養へ向けての退院準備についての説明とそれに対する質問が行われました。
医療に対する社会のニーズが大きく変化し,各医療専門職種が個別に治療等を行うだけではなく,診断・治療のプロセス,心理的,社会的なサポートも含めた"メディカルケアチーム(多職種連携医療チーム)"としての対応が必要になる時代になってきたことを受けて行われた本企画。参加者一人ひとりが,それぞれ分野の担当者として精一杯考え,発言をしているシーンが多く見られました。
目指す職種が違っても,この授業で学んだことを生かして,将来,様々な現場でチーム医療の重要性を認識して活躍する姿が目に浮かぶようでした。
文責:広報しゃくはち
12月7日(水)に,学生保安消防隊及び地域防災リーダー実践受講生の協力のもと,全学部合同防災訓練を実施します。第1部は全員参加です。
なお,本学の「安否確認システム」への登録がまだ済んでいない学生及び教職員は,すぐに登録をお願いします。(安否確認システムへの登録方法は,下記マニュアルを参照してください。)
この訓練は3部構成となっています。
■第1部(11:45~)
学生・教職員全員参加で「避難訓練」を行います。当日は,皆さん避難場所を確認の上,落ち着いて行動してください。
■第2部(13:15~) 全学共通教育講義棟 前
「体験訓練」として,スモーク体験訓練,緩降機を使用した訓練,起震車体験訓練等を,全学共通教育講義棟で行います。自由参加のパートですが,実際に災害体験することができる機会ですので,ぜひ参加してください。
■第3部(15:00~17:00(予定)) 講堂
第3部では「防災に係る講演会」として,本学講堂にて,熊本大学教授であり同大減災型社会システム実践研究教育センター長でもある松田 泰治 氏及び熊本大学運営基盤管理部総務課長の赤岩 寛之 氏を講師にむかえ,「熊本地震における熊本大学の被害・対応と教訓(仮)」と題して講演いただきます。被災地の現状を伺える大変貴重な機会です。
いざというとき,自分の命を,大切な人の命を守るため,皆さんの真剣な参加を期待します。
詳細は,案内資料をご覧ください。
【お問合せ先】
岐阜大学総合企画部総務課
TEL:058-293-2007
【関連ファイル】
・案内資料(PDF:622KB)
・安否確認システム登録マニュアル(学生用)(PDF:931KB)
・安否確認システム登録マニュアル(教職員用)(PDF:1,024KB)>
11月7日(月),鈴木理事(国際・広報担当)より,サテライトキャンパス事務室へ感謝状が贈呈されました。
文責:広報しゃくはち
国際企画課では,2005年6月から,毎月2回(長期休暇期間を除く第1月曜日,第3月曜日のお昼休み),English Loungeを開催しています。English Loungeは,海外経験豊富な本学職員がコーディネーターとなり,学生,留学生,教職員,事務職員など学内の全ての方を対象に "All English No Japanese" の環境を体験して頂く場です。
10月17日(月)は,学生,職員約30名が参加しました。
今回は,自己紹介と夏休みの内容を4人ずつのグループに分かれて話しました。自己紹介は1分間,夏休みの思い出は写真やお土産を持参して1人2分で話しましたが,あっという間に終わり,1人毎の終了のベルが聞こえないほど話が盛り上がったようです。
終了後のアンケートでは「時間が短かった!」との声が多数ありました。
会場の大学会館2階第六集会室は飲食可能なので,他の参加者の話を聞きながら,英語を考えながら食事をしますが,同時にいろいろな作業をすることが意外と難しく,脳を活性化するにも役立ちそうです。
お昼休みの30分を使いますので,参加して良かった,次も参加したい!と思ってもらえるよう,毎回,テーマや進め方を工夫します。皆さんも,「こんなテーマで話したい!」と希望があれば教えてください。「もっと英語で話したい!」「英語で話す機会が無い・・・」と思う方,学生さんに限らず,職員の皆さんも,英語を話せる貴重な機会ですので,ぜひ参加してください。
【次回予告】
11月は国際月間で,様々なイベントが企画されていますが,English Loungeでは11月7日(月)と21日(月)にノーザンケンタッキー大学のサマースクールに参加した学生さんが4人ずつ発表します。
ぜひ,発表者への質問を考えて,参加してください!
【関連ファイル】
・English Lounge 2016.11.7
・English Lounge 2016.11.21
・国際月間
【関連リンク】
[国際交流イベント・スペース] English Lounge