ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は工学部社会基盤工学科の高木朗義先生に出演いただきました。
高木先生の専門は一言でいうと「まちづくり」です。
でも内容を聞くと,一言で表せないくらいの幅広い研究をされています。
道路や橋などをどこに,どれくらいの大きさでつくるか,そしてつくるだけでなく,どのように使っていくかを考えるところまで研究分野で,防災,環境保全,地域活性化,様々な視点から,まちづくりの研究をされています。
ラジオ放送では,研究テーマの1つの「防災」から,
災害時は想定以上のことが起こるため,起きたときに自分がどういう対応をしたらいいかなどをお話いただきました。
ここで,災害時の知恵を1つ。
災害時に缶詰を食べようと思っても,缶切りがありません。
でも,スプーンがあれば,意外にうまく開くそうです。
スプーンの使い方に少しコツがいるそうですが,事前にこの知恵を身につけていれば,いざというときに役立ちますね。
大学での授業「地域協働型インターンシップ」についてもお話されました。
学生が夏休みや春休みを使って,中小企業やNPO団体の実際の現場に飛び込んで地域の課題に触れながら,1つのプロジェクトを企画から運営まで行うという授業。
学生にとっては,地域への関心や社会に出てからの基礎能力を培うことができ,良い機会になるそうです。
これもまちづくりの1つですね。
また,11月30日(金)には,じゅうろくプラザにて,
高木先生がコーディネーターをしている,
シンポジウム 暮らしの安全と地域再生への挑戦 「『みち』がつなぐもの」
(主催:岐阜大学社会資本アセットマネジメント技術研究センター)
を開催いたします。興味のある方はぜひご参加ください。
詳細は岐阜大学HPをご覧ください。
来月は12月10日(月)12:40から,岐阜大学イルミネーション実行委員会の大塚しおりさんと中村真菜さんが出演します!お楽しみに♪
今日は,教育学部国語の山田が書いております。
岐阜市を中心としたコミュニティFMのFMわっちでは,毎月第2月曜日に「岐阜大学からこんにちは」というコーナーを放送しています。大学の教員や学生から毎月,研究紹介や学生活動などのお話をしてもらっているこのコーナー。今月は,教育学部国語の山田が話をさせていただくことになりました。
教員というものは話慣れているので,ぜんぜん緊張というものはしません。ただ,自分の伝えたい想いを十分に伝えられるようにがんばるだけと本番に臨みました。
ことば・方言に興味を持ったきっかけは?
岐阜市内の高校に通っていた頃から,外国語に興味を持っていました。高一からスペイン語,フランス語,中国語と勉強し,大学では言語学を専攻しました。外国語に興味があり外に出てみたかったのです。
大学院を修了し,仕事でイタリアに行って転機が訪れました。外国人に日本語を教える仕事を通じて,「日本語っておもしろいな」と思うようになり,もう一度大学院へ。3年間勉強しました。
方言を研究し始めたのは,最初に就職した富山の小さな大学で教えているとき,隣県なのにこんなに違うのかと,ことばの違いに驚いたことがきっかけのひとつです。11年前岐阜に戻ってきたことを契機に,本格的に岐阜方言の研究をしはじめました。
岐阜の方言でおもしろいことばは?
「世話を焼く」という意味の「しゃちやく」をご存じですか。
このことばは,「金鯱」の「しゃち」とはまったく関係がなく,「差し出がましい」などの「差し」と「掻く」ということばが複合したものなのです。それが,「世話を焼く」にひっぱられ,一方で「さし」が「しゃち」となり,「しゃちやく」ということばができたものと考えられます。このことは,三重県には「さしがく」ということばがあり,近隣の県から類推するとわかってきます。
岐阜のことを知るためには外を知り自らを知ることが大切なのです。
今,このような岐阜県のことばの財産である方言を集めて『岐阜県方言辞典』を作っています。県内の公立図書館などに置いてありますので,見て下さい。
岐阜大学を受験しようとしている人へのメッセージは?
ことばが重要です。
ことばで情報を十分に集め,考え,発信できる人にこそ,岐阜大学に来てほしいと思っています。
また,広い視野を持って岐阜県のことを真剣に見つめる人に来てほしいと思っています。
収録後の感想。
DJの浅井さんの見事なインタビューでアットホームな雰囲気の中,あっという間の15分でした。
浅井さんが飛騨のご出身とあり,有名な飛騨方言「はんちくたい」を例に出したときの嬉しそうなお顔。やはり,方言は心のことばなんだと感じました。
いい経験になった晩夏の午後でした。
:教育学部国語教育講座 山田
9月3日(月)に,岐阜大学病院を起点にするコミュニティバス『ほっとバス』が,乗車5万人を達成しました。その記念式典が,4日(火)16時から岐阜大学病院『ほっとバス』停留所で行われたので,行ってきました。
岐阜市北西部の黒野,西郷地区のコミュニティバスとして,2008年から試運転が,2010年から本格的運用が始まりました。この地区の住んでいる方の足代わりとなって,巡回しています。現在は,1日に50人ほどの利用者があるそうです。
黒野・西郷地区コミュニティバス等運営協議会の会長の挨拶に始まり,来賓の挨拶がありました。この中で,森学長は,黒野の歴史に触れ,黒野城主が伯耆国米子藩(現在の鳥取県)へ移封された故事来歴を紹介,現在,本学が進めている鳥取大学との獣医学の教育連携を重ねて話しました。
来賓の挨拶に続き,5万人目に乗車された方,その前後の2名の方へ感謝状と記念品が贈呈され,くす玉が割られました。
最後に,ほっとバスの出発を見送り解散しました。
:マリオ
オープンキャンパス3日目にして,最終日。
今日は,地域科学部と応用生物科学部の2学部。
今日のレポートは地域科学部です。
地域科学部オープンキャンパス会場入り口
影の濃さから,陽の強さがわかるでしょうか…。
学部長挨拶
学部長の挨拶で始まり,入試の説明,学部の説明と続きました。
キャンパスツアー
学生が,高校生を案内してキャンパスを紹介,いくつかのポイントでクイズをしています。
地域科学部教職員・学生による相談コーナー
「授業はどんな感じ?」「推薦入試の面接対策は?」といった質問に,地域科学部の学生や教職員が答えていました。オープンキャンパス3日間,多数のご来場ありがとうございました。
:マリオ
オープンキャンパス2日目。
外は暑いです。
午後から,工学部のオープンキャンパスに行ってきました。
写真は模擬授業の教室の様子です。
冷房が効いていて快適に授業を聴くことができます。
総合案内の学生は,暑い中,オープンキャンパスに訪れた方の道案内や質問等に答えています。
おつかれさまです。
また,総合案内の学生によると,工学部のノベルティーバッグは大変人気で,「どこでもらえますか?」など多数の問い合わせがあったそうです。
:なでしこ広報
8月8日(水),岐阜大学オープンキャンパス2日目です。
午前中に応用生物科学部のオープンキャンパスに行ってきました。
応用生物科学部の各課程説明や入試説明に始まり,
模擬授業や展示コーナー,研究紹介,模擬体験コーナーなど様々な催しがあります。
最後に,柳戸農場へのツアーに参加してきました。
応用生物科学部の学生さんが,建物,生産物,動物について,
説明しながら,農場を案内してくれます。
農場ツアーでは,最後に,農場特製アイスクリームと梅ジュース,お茶がでます!
暑い中のアイスは格別です♪
応用生物科学部では,明日もオープンキャンパスを開催していますので,
ぜひご参加ください。(応用生物科学部につきましては,事前予約は必要ありません。)
外は暑いですので,みなさん熱中症対策を万全にしてきてくださいね!
:なでしこ広報
8月7日(火),オープンキャンパス1日目に行ってきました。教育学部,医学部の2学部をみてきました。ピーカンの暑い中,多くの高校生と父兄の方が見えていました。学部の説明や,施設の見学,模擬実習,学生との交流等,多くのイベントを行っていました。
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:マリオ
皆様からお寄せいただいたご提案とその対応状況について,「教育」,「研究」,「社会連携」,「国際交流」,「大学運営」,「広報・情報公開」,「施設・設備」,「その他」の8つのカテゴリに分けて,随時ご紹介していきます。
◆ご提案・ご意見,本学の対応状況◆
これからも,皆様からのお便りをお待ちいたしております。
岐阜大学長 森 秀樹
岐阜大学OBと連携した教育・研究活動を推進してはどうでしょう?
○大学講師にチャレンジ(仮題)
卒業生を対象に,大学で講義をしたい人を募集する。講師代,旅費は無料とする。回数は1人1年に1~3回程度。大学は講義場所の提供のみ。