2014/10/01第4回ランチタイムセミナーを開催しました

9月16日(火)に第4回ランチタイムセミナーを開催しました。
今回の演題は,「URA="ウラ"のお仕事? ~岐阜大学リサーチ・アドミニストレーターについて~」です。

皆さんは,URAを知っていますか?
聞き慣れない人もいるでしょうが,実は,今,全国の大学において注目を集めている職種なのです。現在,岐阜大学には2名のURAがいますが,そのうち1名が今回の講師 馬場大輔特任准教授(研究推進・社会連携本部(研究推進))です。

URAとは,University Research Administratorの略で,大学における事務と教員の中間的存在として働く人たちです。実際には,大学の研究活動を円滑に進めるために,研究の実施に際して必要な事務的な仕事から,研究の企画まで幅広い活動をおこなっています。そのため,URAの業務には広範な知識やノウハウが要求されます。

セミナーでは,URAのことについて,馬場先生に仕事の内容をはじめとしたオモテの話から,自身の体験を交えたウラの話まで,ざっくばらんに色々と語っていただきました。
当日の参加者は,ほとんどが教職員でしたが,URAの活動について知ってもらう良い機会になったと思います。
20140917.jpg 今後もランチタイムセミナーでは様々な分野の先生を講師にお招きして,月に1回開催しますので,ぜひ参加してみてください。




次回,10月28日(火)の第5回ランチタイムセミナーは・・・
医学部附属病院(整形外科学分野)の 秋山治彦 先生に,
「骨折しないために ~骨粗鬆症とロコモティブシンドローム~」という演題でお話しいただきます!
ぜひぜひ,会場へ足をお運びください!!

:HISA

2014/09/22ラジオ「岐阜大学からこんにちは」 トラフィレンジャーのみなさん

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」。
今月は岐阜大学の学生チーム「トラフィレンジャー」より,社会基盤工学研究科2年グエンタンティンさん,社会基盤工学科2年石川恵理さん,社会基盤工学科2年板垣侑理恵さんの3名が出演しました。
「トラフィレンジャー」は,岐阜大学周辺の通勤・通学時間帯における混雑や交通諸問題を解決するため活動しています。
「トラフィレンジャー」の活動について語ってもらいました。

○トラフィレンジャーの具体的な活動は?
通学時間帯における混雑や交通諸問題は,ハード面の問題とソフト面の問題がありますが,「トラフィレンジャー」は主にソフト面の問題について調査分析を行い,解決の為の活動しています。具体的には通学(通勤)する人々の「行動変化」を起こすため,冊子を発行したり,ポスター掲示を行っています。
冊子等では,問題の調査分析及び以下の解決策を紹介しています。
(詳しくはこちらをご覧ください)

  • 自転車通勤のすすめ
  • 西岐阜駅は発のバスの活用
  • ピーク時間をずらした通勤・通学

「トラフィレンジャー」として活動することで、親しみを感じてもらえますし、私達自身楽しみながら活動できていると思います。

○活動の中で印象に残った事は?
「第9回公共政策デザインコンペ」(土木学会計画学研究委員会主催)において,「岡田賞」を受賞したことです。活動を評価しただいた事がとても嬉しかったです。受賞をうけて学長訪問した際も,お褒めの言葉をいただき、大変励みになりました。

○今後の目標は?
20140908-2.jpg「トラフィレンジャー」として様々な取組みを行っていますが,「トラフィレンジャー」の認知度や取組みの浸透度・効果はまだまだだと感じています。実際に学生,教職員から改善の声が聞けるような状況に持っていきたいです。
また,「トラフィレンジャー」はサークル化されていますので,工学部以外の学生にも参加してもらえるよう積極的にPRしていきたいです。一つの問題に対して,様々な視点から問題解決の意見がでると面白いと思います。

 

 



最近,大学正門の付近の交通の流れがよくなったと思いませんか?
「トラフィレンジャー」が一役買っていたのですね。
名古屋方面から通勤(通学)する場合でも,西岐阜からバスに乗ればトータルの交通費が安くなるという提案は目からウロコでした。しかも,西岐阜発のバスは空いています。
一番の渋滞緩和は自転車通学(通勤)だそうです。筆者はもちろん自転車通勤をしております。
皆様も,健康・環境にやさしい自転車通学(通勤)をしてみてはいかがでしょうか。

:JOLIO


2014/09/19職員アウトドアクラブが長良川ラフティングに挑戦!!

 9月14日(日),職員アウトドアクラブの財務部職員7名が長良川ラフティングに挑戦しました。
 絶好の天候に恵まれ,半日コースで約2時間をかけて,激流!?長良川を下りました。
 メンバー全員が初体験でドキドキでしたが,川遊びをした子供の頃を思い出し感動しました。

 本クラブはアウトドアを通じて職員間の交流を図るとともに,地元岐阜の自然の豊かさを体感し,情報発信することを目的としています。

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2014/08/22ラジオ「岐阜大学からこんにちは」 応用生物科学部 中野浩平 先生

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」。
今月は,応用生物科学部 中野浩平先生が出演しました。

ラジオ放送では,中野先生の研究成果の1つである『仙寿菜』の紹介をしました。


仙寿菜とはどんな野菜でしょうか。
中野先生「バングラディッシュ等の熱帯原産で,10年程前から岐阜大学の農場で品種改良を重ねてきた葉物野菜です。真っ赤な見た目が特徴的ですが,岐阜大学ではより鮮やかな赤色になるよう品種改良を行いました。岐阜大学のブランド野菜として色々な産地に紹介しています。」


生産,販売体制については?
中野先生中野先生「美濃市にて,9件の農家の方々に生産いただいています。また,美濃市による広報,販売経路の確保等協力いただいています。それぞれの力を出し合って,仙寿菜を地域のブランド野菜として定着させるための取り組みを行っています。」


まさに産官学連携ですね。具体的にはどこで購入できますか?
中野先生「美濃にわか茶屋,JAとれったひろば関店,可児店,イオン関店,柳津店,各務原店,岐阜店,大垣店,平和堂木曽川店,小牧店,扶桑店,春日井店で販売しています。」


おすすめの調理法は?
中野先生「今の時期ですと,『仙寿菜そうめん』がおすすめです。仙寿菜は茹でると赤い色素が茹で汁に出てきます。その赤い茹で汁でそうめんを茹でると,鮮やかな紅色のそうめんができあがります。その紅色に秘密がありまして,ベタシアニンという非常に栄養価の高い,抗酸化性の高い成分です。ホウレン草の2倍の抗酸化性があり,ポパイもびっくりの野菜といえます。そうめんのほかにも,美濃市の青年会議所が開催した料理コンテストでは,『仙寿菜ぎょうざ』などのアイデアも出ました。色は個性的ですが,味はクセがなく,どんな料理にも合いますよ。」


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先生自身,仙寿菜を通して,様々な人とのつながりを楽しまれているようですね。
中野先生「はい。仙寿菜は様々な人の力によってつくりあげられたものだと思います。岐阜大学の先生方や,九州大学の先生とも協力し,鮮度保持・生産方法の改良,IT農業を取り入れる等,最先端の技術を詰め込んだ野菜です。美濃市の生産者の方々,自治体の方々の努力や想いもこめられています。」


中野先生の熱い語り口から,仙寿菜に対する様々な人々の想いが伝わる収録となりました。
栄養満点の仙寿菜を食べて暑い夏を乗り切りましょう。

:ジョリ男


2014/07/01ラジオ「Dr.小倉の体にいい話」 小倉真治医学部附属病院長

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の番組で,新コーナー「Dr.小倉の体にいい話」が始まりました。第一回となる今回の放送では,小倉真治 新医学部附属病院長より,岐阜大学病院の将来ビジョンやドクターヘリなどについて紹介をしました。


岐阜大学病院は,平成26年4月より,小倉病院長主導のもと,3つの目標を立て,動き始めています。
小倉病院長「岐阜大学病院は,岐阜県下唯一の大学病院です。今までより,大学病院を身近に感じていただくために,また,特定機能病院として,中心的な役割を果たすために,少しずつ動き始めています。」

<岐阜大学病院の目標>
1.さらに質の高い病院へ。
  近未来の災害に対応できるよう,より質の高い医療の提供を目指します。
2.質の高い医療を支えるため,病院の職員が心から患者さんを大切にできるように,職員自身が幸せになるような病院へ。
  職員が楽しく働くことができる病院を目指します。
3.街中の病院や診療所のお医者さんともっと連携して,より深い連携へ。
  岐阜県下の医療体制の充実に繋がります。

3つの目標を掲げ,『言うは易く行うは難し』ですが,少しずつ改革していきたいと,意気込みます。


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岐阜大学病院といえば,ドクターヘリ!
岐阜大学付近の上空では,飛んでいるのを見かけることはありますが,出動頻度はどれくらいなのでしょうか?
小倉病院長「本日も,午前中に2回飛びました。今年度に入ってから,一日2回平均で飛んでいると思います。このペースだと,年間500回以上になると思います。」
意外と出動回数が多くて,びっくりしました。重傷者が多いということでしょうか?
小倉病院長「どこの地域もドクターヘリを呼びなれて,ドクターヘリの存在が浸透してきたからではないかと思います。一刻を争う治療が必要な場合には,ドクターヘリがよく利用されます。また,ドクターヘリは,小学校のグラウンドがランデブーポイントになることもあります。小学生にも興味を持ってもらい,将来救急医療に携わる人材が増えると嬉しいですね。」

岐阜大学病院では,病院長も院内を歩き,気づいたことを日々改善しています。
第3次救急医療病院としての機能を果たすとともに,地域のみなさんにもっと大学病院を身近に思っていただけますように努力していきます。
岐阜大学病院のHPからは,本日出演した小倉病院長のあいさつが掲載されています。
こちらもぜひご覧ください。
岐阜大学病院HPはこちら。あいさつ文はこちら

:なでしこ広報


2014/06/10「2014長良川クリーン作戦」に参加しました

 6月7日(土),自然環境保護・保全を目的とした地域貢献イベント「2014長良川クリーン作戦」に学外奉仕活動として,岐阜大学財務部職員7名が参加しました。

 日本三大清流と称される長良川の自然を未来に残そうと,公募で集まった親子や大学生ら約200名が河川敷のごみ拾いを行いました。また,清掃後は地元漁協の協力を得て,稚鮎約4千匹を放流しました。

 秋にも開催されますので,教育研究以外においても地域に根差した活動として積極的に参加したいと思います。



ミナモと参加メンバー
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稚鮎を放流するミナモ

:財務部


2014/06/10ラジオ「岐阜大学からこんにちは」 工学部 池田将先生

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は,工学部 池田将先生が出演しました。


先日,池田先生の共同研究の成果が英国科学雑誌「Nature Chemistry」に掲載されました。
おめでとうございます!「Nature Chemistry」は,化学の分野ではトップレベルのジャーナルです。とても名誉なことですね!

ラジオ放送では,この話題の研究や先生が生命工学の分野を目指したきっかけなどをお話ししました。


池田先生は,「バイオマーカーを見分けて溶けるゲル状物質」を開発されました。難しそうな内容ですが,話題の研究について教えてください。
池田先生「ゲル状物質はゼリーのようなものをイメージしてください。バイオマーカーというのは,病気の指標になる物質です。今回は,水をゼリーのように固め,このゼリーに酵素を混ぜておくとバイオマーカーがいるかどうかを見分けて溶けるようにする分子を開発しました。
では,今回開発した分子がどのように役立つかといいますと,病気をもっている人か,また症状の程度によって,必要に応じて,必要な量の薬剤をゼリーの中から溶かし出す(摂取する)ことができるようになります。ただし,またまだ臨床実験などこれからの話ですので,実用化に向けては地道な研究が大事です。」


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この分野を目指したきっかけを教えてください。
池田先生「学生の時に,配属先の研究室で新しい分子をデザインして,自分で作った分子に仕事をさせる研究の面白さを実感したのがきっかけです。普段目にすることのできない分子を作ることは楽しかったですね。また,現在,岐阜大学では,研究室の学生と一緒に医療や診断に役立つ分子を開発しています。失敗も多いですが,それも新しい発見です。研究者は,日々新しいことに出会えるわくわくするような職業ですから,学生のみなさんに,研究者や科学者を目指してもらえるとうれしいですね。」


とてもさわやかな先生で,難しいお話をわかりやすく紹介されました。
なかなか分子レベルの構造について,考える機会は少ないと思います。
これをきっかけに高校生や学生のみなさんにとって,化学が身近な存在になりますように。

:なでしこ広報


2014/06/05広報誌「岐大のいぶき」27号 完成!

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岐阜大学では,広報誌「岐大のいぶき」を年2回発行しています。
このたび,27号(2014春夏号)が完成しました!

今号の特集では,「SF世界が現実に... -岐大の工学研究-」というテーマで,岐阜大学のバーチャルリアリティの技術や複合材料の技術を取り上げています。

巻頭には,今年4月に学長に就任した森脇学長のメッセージを掲載しています。
また,特色ある授業の1つである科目「ワークショップ型教材開発」を題材に,大学院教育学研究科教職実践開発専攻(教職大学院)での学びあう姿勢について紹介しています。ほかにも,ヤギを使った土地管理の研究実験,在学生のサポートを行う「就職支援室」,岐大のリケジョとして,小・中学校,高校などに赴き,出前講義も行う山本彩織さんについてなど。

保護者のみなさんへは郵送させていただき,学内ではミニストップ等で配布しております。
また,大学公式Webサイト(PCサイト)からもご覧いただけます。
ぜひご覧ください!

広報誌の中に,広報誌のアンケートハガキが入っています。みなさまからのご意見どしどしお待ちしています。ご協力いただいた方の中から,抽選でプレゼントが当たります。

<岐大のいぶき27号アンケートフォーム>WEBからもご回答いただけますが,プレゼント応募はできません。
PC・スマートフォンの方はこちら
フィーチャーフォンの方はこちら
※プレゼントを希望される方は,アンケートハガキでご応募ください。

:なでしこ広報

2014/04/17「新聞カフェ」開催しました!

今週から始まりました,「新聞カフェ!」
図書館2階のラーニングコモンズで,これから毎週水曜日12時半から開催します。
何人の学生さんが来るかな・・・と思いつつ,来てみると,すでに1人座っていました。
「1時から授業なので,少し早めに来ました。」と医学部から来たそうです。
12時半には,8人の学生さんがテーブルを囲んでいました。

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中日新聞・小笠原記者(写真中央),
教育学部・山田敏弘教授(写真左)

中日新聞・小笠原記者が自己紹介をし,学生さんそれぞれも学部と名前,「新聞カフェ」に来たきっかけを話しました。
学部の掲示板で見た,
AIMS-Gifuに案内があって興味を持った,
友達についてきた・・・などなど
ゼミの先生から,という人たちも。

「家で新聞,読んでる?」という問いかけに,実家で取っていても読む暇がない,WEB版を購読している,など,回答も様々です。
でも,新聞記事のタイトルをノートに書き込んで,自分で探しやすくしている人もいて,一同驚き!いろいろな読み方がありますね。
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途中で新聞を読む時間が10分ほどあり,
皆で新聞を広げて読んでいました。

小笠原記者の親しみやすい口調で,新聞が違っても一般的な構成は大体同じ,とか,
夕刊はお楽しみ系の記事が多いなど,記事作成のウラ話も交えながら話が続き,
あっという間に2時間が経ってしまいました。


参加者には当日の朝刊が1部ずつ配られ,
気になる記事を質問しています。
授業や用事があって参加できなくても,新聞だけ持っていくこともできますよ!
気になった記事は,翌週の記者に聞いてもらっても大丈夫!

フタ付きの飲み物なら,持ち込めます。
5月から図書館が改修工事を行うため,場所を移る予定です。
途中ですと入りにくいかもしれませんが,大丈夫ですよ。普段,なかなか話せない新聞記事について,気になったことを話してみませんか?
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次回は,4月23日(水),小川慎一記者が担当です。

:広報桜

2014/04/15ラジオ「岐阜大学からこんにちは」 森脇久隆学長

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ラジオFMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は,森脇久隆 新岐阜大学長が出演しました。


ラジオ放送では,学長としての抱負を話したり,岐阜大学の紹介をしました。


岐阜大学は「人が育つ場所」!
森脇学長「岐阜大学は『人が育つ場所』をキャッチフレーズに,本学の理念である「学び,究め,貢献する」ことができる人材を育てていきます。大学ですから,学び,究める場所であることは,もちろんですが,貢献できる人・貢献する志を持った人を育てていきたいと思っています。地域貢献とよくいわれますが,地域とは,市・県・中部・海外とグローバルに及んでいます。学生には,どんどん大きな視野を持ち,グローバルな視点を持って,社会に出て行ってほしいと思います。」


岐阜大学は総合大学ならではの魅力が!
森脇学長「総合大学ならでは,別の分野に触れる機会も多いことから,学生には,自分の専門分野だけでなく,さまざまな分野に目を向けてほしいです。大学では学会なども開かれたり,たくさんの企画が行われています。総合大学で,5学部が1キャンパスに集まっていますから,他学部の授業も受講する等,岐大の利点を活かしてほしいと思います。」


森脇学長について一言メモ( ..)φ
散歩が趣味。できるだけ時間を見つけて,歩くようにしているとのこと。
1週間に7万歩が目標!!


今,岐阜大学キャンパスは若葉が茂り始めています。散歩にも,とても良い環境ですよ!

:なでしこ広報