12月1日(木),応用生物科学部共同獣医学科の神志那准教授がNHK松山放送局の取材を受けました。
今回の取材内容は,先生が研究している犬の変性性脊髄症(DM)について、研究成果や遺伝疾患が顕在化している要因等のインタビュー,罹患している犬の診察の様子などの撮影を行いました。
撮影は動物病院内の診察室・処置室で行われ,資料を使った説明や実際の処置(超音波検査やカテーテルを使った膀胱洗浄)を行いました。
インタビューの中で神志那准教授は,この病気は遺伝性疾患であること。最近はコーギー犬に多くなっていること。原因遺伝子がある犬だということを知らずに繁殖させると増えていく一方だということ。などを話されました。
犬の診察では発症して3年10か月のコーギー犬の騎士(ないと)くん(♂)の肢の筋量を測ったり,肺や膀胱の状態を確認したり飼い主さんから家での様子を聞いたりするところを撮影しました。
残念ながら今回撮影した番組は,12月16日(金)19:30から四国地方のみでしか放送されませんが,その時に四国地方へ出張や旅行に行かれる方は是非ご覧いただきたいと思います。
ディレクターの方が「全国放送出来るように申請している」とおっしゃっていましたので,今回見ることが出来ない私たちも,もしかしたら見られるチャンスはあるかもしれません。その時はまたお知らせします。
文責:toi toi toi!
関連リンク: NHK松山 四国羅針盤