10月10日(月)から,協定大学である中国の 広西(こうせい)大学 にて海外研修を行っております。今年度からの新たな取り組みということで,不安もありましたが,広西大学の教職員,学生が温かく迎え入れていただき,充実した研修を行っています。
今日は、研修先である広西大学について紹介します。
広西大学は,1986年に本学と大学間協定を結び,今年で30年となります。その間,応用生物科学部とのダブルディグリーの実施や教員,留学生の受け入れの実績も多く,本学との関わりが非常に強い大学です。
さらに中国教育部が指定する211工程(21世紀に向けて100校の大学を選ぶ重点プロジェクト)にも指定されている広西チワン自治区で最大の大学です。
学生数は33,000人,教員数3,600人,非正規生を含めると8万人の超大規模大学です。
中国のほとんどの大学では,学生はキャンパス内の寮で生活をします。広西大学も同様で,学生や教職員が生活をしているため,キャンパス内は朝から夜までとても賑やかで,一つの街のようになっています。キャンパス内には,銀行や携帯会社,スーパーマーケット,理髪店,市場などがあり生活するために必要なものはすべて手に入ります。また食堂は7つもあり,朝,昼,晩は多くの学生で溢れています。
敷地面積は315万㎡で,本学の柳戸地区は64万㎡なので,およそ5倍の広さです。そのため,移動手段は自転車か電気バイクを使っている学生がほとんどですが,キャンパス内をバス?が走っており,1元で気軽に乗ることができます。
また,図書館,講義棟,体育館,運動場の規模は,とても大きく驚かされます。しかし,キャンパス内では,新たに図書館や講義棟を建設する工事をしている様子をいたるところで目にします。
残り5日の広西大学の研修期間で,多くのことを学びたいと思います。
10月27日までの広西大学の研修中の間に,また報告させていただきます。