2012/07/12【学長直行便】「大学運営」についてのご意見・ご提案にお答えします Vol.5

教員の研究環境や教育力向上についての方策は?



【ご提案内容】

 私も自慢できる基礎的な知識等を持っていません。だが,基礎から考えゆくより,現在の大学問題の困難さは,解決の道はないと思います。西洋人には,地動説の正しさを得るのに処刑された人間(ブルーノ)がいるように,地動説の知識の重みみたいなものを,今の大学人は感じていないのでは,と思っています。

(応用生物科学部(旧農学部)卒/60代男性より)

【回答】 努力しています

 ご意見ありがとうございます。
 教員の研究環境,教育力向上を図る様々な方策を設けています。
まず,毎年行なっている教員の個人評価について,59,53,47,41,35歳に達する年度に貢献度が「格段に優れている」と判定された教員は,賞与への反映,表彰,シニア教授・准教授等称号付与などの処遇を設けています。同時に「要努力」と判定された教員は,改善指導・勧告が行なわれます。
 また,評価のみならず,研究環境充実のための研究費獲得の支援として「科研費申請支援事業(プロジェクト・ディレクター制度)を設けています。この制度は,大学内で指定された様々な研究分野を網羅した,約40名弱のプロジェクト・ディレクターが,支援希望者が作成した計画調書をとおし,研究課題の設定や内容等についての面談指導,計画調書の書き方についての指導など,計画調書の作成全般についての支援業務を行っております。支援を受けた教員,プロジェクト・ディレクターともに評価の高い試みとなっております。
 また,平成21年度より月に1回,各部局の研究者が自らの研究の取組みを,昼食時に発表する「ランチタイムセミナー」を開催しています。これは,他学部等の教員の研究活動を知り,学内の教員どうしの交流を促進するための試みです。学長はじめ,多くの教員・学生が昼食をとりながら,活発に論議しています。
 なお,全ての学部及び全学共通教育において,学生による授業評価を行っています。年々評価は高まっておりますし,評価を実施すること自体が教員の授業改善に繋がっていると考えられます。
 今後も,教育力向上,研究環境の改善に向けて努力して参ります。