2012年3月3日(土),本学大学院教育学研究科を働きながら修了する「夜間遠隔大学院生の修士論文報告会」が開催されました。
本学大学院教育学研究科では,インターネットによる双方向でのやりとりが可能なテレビ会議システムを利用し,夜間や休日に講義を開講することで,働きながら大学院で学修できるコースを設置しています。講義やセミナーは,勤務が終了した夜間,サテライト教室や自宅で受講することができます。国内の多くの都道府県で,これまでに152名の方が働きながら,夜間遠隔大学院を修了されています。
今回は,平成23年度の修了生の中から,本学教育学研究科と協定を結んでいる岐阜県から2名,熊本県から1名の修了生が発表しました。岐阜大学会場と熊本サテライト教室をテレビ会議で結び,双方向でやりとりしながら発表会を実施します。
来賓として,岐阜県総合教育センター長兼教育研修課長・大平高司様,熊本県教育庁教育政策課長の田中信行様からご挨拶をいただきました。
発表者は,熊本サテライト教室会場から,橋口文雄さん(高等学校教諭),岐阜大学会場から勝野静恵さん(小学校教諭),安藤精さん(小学校教諭),いずれも現職教員の方々です。
3人の発表では,修士論文の内容に加え,大学院での学修での苦労や変化についての話題も提供されました。
私は当日,熊本会場で発表会のお手伝いをしていました。
熊本県教育庁からは,テレビ会議システムの接続や会場準備のために,2名の指導主事の方が参加してくださいました。また,当日の発表会の案内を県内の学校に周知していただいているとのことで,橋口さんの前任校の同僚の方が聴講に来てくださいました。協力いただいた皆様,ありがとうございます。
今年度は発表された3名の方も含め,6名の方が見事,働きながら大学院を修了される予定です。
岐阜大学の夜間遠隔大学院を修了される皆さん,働きながら夜間遠隔大学院を修了されたこと,すばらしいことだと思っています。
今後のご活躍を祈っております。
文責:広報M