ラジオ放送FMわっち(78.5MHz)の「わっちアフタヌーンアワー」の中で,岐阜大学の情報をお届けする「岐阜大学からこんにちは」に,今月は応用生物科学部の高見澤一裕先生に出演いただきました。
高見澤先生の専門は環境微生物工学で,水質汚濁対策として微生物機能による処理方法の研究をされています。
先生がこの分野をめざしたきっかけは,幼いころ育った大阪の汚染された川をきれいにしたいと漠然と思ったことだそうです。
また,枝豆やピーナッツの殻から低カロリー甘味料キシリトールを生産したり,ゴルフ場の刈り芝や雑草からバイオエタノールを生産する研究についても,紹介していただきました。
普段はゴミとして捨てられる物から有用物質を作り出すなんて,夢のような研究ですね☆
このように,排水・廃棄物の効率的な微生物処理技術を開発して,環境創造・改善に貢献した実績が認められ,平成23年度岐阜新聞大賞の受賞が決まりました!
贈呈式の模様は,2月25日(土)18:30からぎふチャン・テレビで放送されます。
先生は受験生に向け「勉強は一生続く。受験は人生の最終目標ではなく,受験が全てではないと気持ちに余裕をもって臨んでほしい。また,問題を解く際には,出題者の目線にたって考えてみよう」とアドバイスしました。
来月は3月19日(月)12:40から,地中熱を利用した省エネをめざす研究をされている,工学部の大谷具幸先生が出演します。お楽しみに♪
:広太郎