全学共通教育講義棟の玄関に、何十匹ものニホンミツバチが集まっているのを見つけました。
春は、ニホンミツバチが巣別れする時期です。これは分蜂(ぶんぽう)といいます。
巣の中で新しい女王バチが生まれそうになると、その巣にいた女王バチは働き蜂の半数を連れてこれまでの巣を出ていきます。
建物の壁に集まった分蜂の群れを、捕虫網でそっと捕獲し、巣箱に入れると、空中に舞うハチたちも女王バチを探してこの巣箱に集まりました。あとは安全な場所に移動して、巣作りしてもらいます。
自然環境豊かなキャンパスである岐阜大学ならではの光景です。
【ニホンミツバチの飼育について】
下記の巣箱は、西洋ミツバチ用のものです。この後、日本ミツバチ用の巣箱に移し替え、飼育中しています。
新しい巣箱に定着させ営巣させるには、一旦遠隔地に巣箱を移動させる必要があります。