2016年7月

2016/07/21関西大学へ事務職員の派遣研修を行いました

 大学は多くの学生が学ぶ場であり,その学生を指導する立場として,多くの教員が働いています。また,それら教育や研究のサポートをはじめとした,大学のあらゆる業務を担当する立場として,岐阜大学には約325名の事務職員が勤務しています。
 その業務は,学生にとって身近な学務係から,大学の広報,お金の管理や留学の支援等,多岐にわたります。


研修会場となった関西大学
(千里山キャンパス)

 このたび,そんな事務職員が大学経営に一層貢献することや,大学全体の業務改善を更に進めることを目的として,大阪府吹田市に位置する関西大学において,本学の事務職員5名を派遣し,研修を行いました。
 関西大学は,高い知名度を誇る私立大学として長い歴史があり,また多くの卒業生を輩出し続ける日本有数の総合大学です。本学と同様に,大学の将来ビジョンを掲げて日々改革に取り組んでいるということもあり,今回は,人事,研修・労務,就職支援,国際,広報の5つの職務分野について,共通点や相違点を大切にしながら研修が行われました。


職務分野別プレゼンテーションの様子

 研修では,1日目に,関西大学の取り組みやビジョンの説明,キャンパス内の施設案内を受けました。キャンパス内はどこも活気にあふれており,単に教育・研究を行う場というのみではなく,学生をはじめとした多くのエネルギーが集い,社会に向けて力強く成果を発信する場、という印象を受けました。
 2日目には,5つの職務分野について,両大学の担当者によるプレゼンテーションが行われ,その後各部署に分かれて業務の詳細について交流を深めました。同じ分野でも具体的な内容には様々な違いがあり,本学で生かせる部分について,持ち帰るべきことが多くありました。

 今回の研修については,後日,学内での報告会を設ける予定です。
 今後も広い視野で大学のあり方を考え,この岐阜大学を利用する学生をはじめとしたあらゆる方が,教育・研究活動で大きな成果を得て,またその成果を広く発信できるよう,事務職員も精一杯取り組んでいきます。




文責:研修参加者一同

2016/07/19【学生を募集します】内部環境監査に参加してみませんか?

内部環境監査とは,本学の環境マネジメントシステム(環境目標を設定し,環境に配慮した活動に取り組んでいくシステム)がISO14001規格に適合して運用されているかどうか,各学部,部署を対象に監査を行うものです。

本学では,毎年学生による内部環境監査を実施しています。今年は8月22日(月)~24日(水)に行いますので,参加(見学)してくれる学生を募集しています。
監査自体は90分で,お好きな日時のものにご参加いただけます。

「監査なんて難しそう・・・」と思われるかもしれませんが,大丈夫!
「ここの照明をLEDにした方がいいのでは?」
「この取り組みについて初めて知ったけど,学生への周知方法はどうしていますか?」
など,環境に関することなら何でも構いませんので,学生の視点から各部署の職員に意見をぶつけて下さい。
当日は,職員も一緒に監査員として参加し,進行等行いますので,安心してご参加いただければと思います。もちろん見学だけでも大歓迎です!

将来,どの企業,組織に就職しても,環境への取り組みが求められます。
本学の環境への取り組みをより良くするとともに,組織としてどんなことをしているのか学んでみませんか?

ご参加いただける方は,8月5日(金)までに下記のアドレスまでご連絡下さい。
締切後でも受け付けます。たくさんのご参加をお待ちしております。
 iso_ems@gifu-u.ac.jp (ISO事務局)
 058-293-2118(施設環境部 環境企画課 環境安全係)



(左:昨年度の参加学生のミーティングの様子/右:昨年度の監査の様子)

2016/07/19緑のカーテンを設置しました。

本学では,毎年夏の省エネ活動の一環として,緑のカーテンを設置しています。



苗を植えるthree treesメンバー

今までパッションフルーツやゴーヤなどを植えてきましたが,今年はヒョウタン,アサガオ,ヘチマの3種類に挑戦!
5月中旬,本学本部棟西側の花壇に学生サークル 緑化研究会 three trees が苗を植えました。


(左から)ヒョウタン,アサガオ,ヘチマ

施設環境部職員が交代で水やりをし,ぐんぐん伸びたツルは2階部分まで到達。
緑のカーテンとなって夏の強い西日を遮り,省エネに一役買っています。

また7月に入り,蜂など虫により自然受粉したヘチマとヒョウタンには実がなりました。


ヘチマの実

ヘチマは食べたり,化粧水にしたり,タワシにしたり,いろいろな使用用途がありますが,ヒョウタンは主に容器や楽器に使われるようです。
どのように使おうか考えながら,収穫を楽しみにしています。

2016/07/14【シリーズ】岐阜大学サテライトキャンパスのご紹介
  ~第2回:公開講座「アカデミッククラブ」について~

 岐阜大学サテライトキャンパスでは,平成28年4月から一般市民を対象とした公開講座「アカデミッククラブ」を開催しています。
 本講座は,岐阜大学名誉教授等が講師となり,在職中の研究成果はもちろんのこと,退職後のライフワークとしての見識も話題とした市民向け講座で,文学・心理学・物理学・農学など多彩な内容を展開しています。受講料は無料で,広く市民の皆さんに生涯学習の場を提供しています。
 今回はそんなアカデミッククラブの人気講義の一つ「倭国女王・卑弥呼への誘い(川島 光夫 名誉教授)」の取材を行いましたので,ご紹介します!



多くの受講者が集まる会場
 この講義は,「三国志」魏志倭人伝(陳寿著)の"紹熙(しょうき)本(北宋本の復刊本)"の原文一字一句を科学論文のように正確に読んで,倭国の情報を明らかにし,これを弥生時代の日本列島の遺跡から出土したものと比較検証するという内容で,本学の川島 光夫 名誉教授が担当しています。


科学的に丁寧な考察が進められる


 講義では,科学論文の読み方・考察の仕方を基本として,丁寧に魏志倭人伝を読み進め,当時の文化や歴史的背景に触れながら,受講者とともに考察が行われていました。
 受講者からは積極的な質問もあり,まさに科学的なものの見方・考え方そのものに迫るシーンもありました。
 最新の設備を備える駅前のサテライトにおいて,様々な世代の受講者が集い,活発な生涯学習が展開されている様子からは,まさに学問を通して皆で交流する醍醐味,他では得られない知的好奇心をくすぐられる楽しさを感じました。


 この岐阜大学アカデミッククラブ,今年度は28の講義が開講されています。(既に終了しているものもあり。)
 駅前の岐阜大学サテライトキャンパスにおいて月曜日から水曜日まで,最先端の生涯学習が繰り広げられています。
 申込みや問合せは随時受け付けていますので,興味のある方は,ぜひチェックしてみて下さい。


【岐阜大学アカデミッククラブのお問い合わせ先】
 お問い合わせ 080-8264-0684
 (土曜日・日曜日・祝日を除く午前9時30分から午後4時まで)

文責:広報しゃくはち




【関連リンク】
【シリーズ】岐阜大学サテライトキャンパスのご紹介
     ~第1回:全学共通教育「サテライト早朝授業」について~

岐阜大学アカデミッククラブのホームページ