本学プレスリリース『2012年国際/米国歯学会 William J. Gies賞を受賞』では,親知らずの歯髄細胞からiPS細胞を誘導,多くの人に適合する白血球型細胞を発見された本学医学系研究科・手塚建一先生の研究グループの成果をお知らせいたしました。
手塚先生のご研究,本学の再生医療研究の取り組みを紹介する,テレビ中継・放送があります。
東海3県が対象です。
2012年12月28日(金)18:10~19:00
NHK「ほっとイブニング 2012年東海3県ハイライト」
(本学医学部6階実験室より3分程度の生中継)
2013年1月8日(火)7:45~8:00
NHK「おはよう東海」内,5分程度のニュースリポート
(親知らずを再生医療に役立てる研究についてのリポート)
昨日,1月8日放送分の収録の様子を見学してきましたので,報告します。
夕方18時過ぎ,手塚先生の研究成果を,臨床に向けてさらに発展させるためのミーティングの撮影が始まりました。
ミーティングには,本学の先生方,岐阜薬科大学の先生方が参加されています。
プレゼンターは手塚先生(プレスリリースを作成した時にメールでやりとりをしましたが,直接お会いするのは,はじめてです)。
これまでの研究の成果を手際よく説明されていきます。
フリーディスカッションでは,活発な議論が展開され,約1時間で終了しました。
撮影に来て頂いたスタッフの方は3名です。
先生方がセミナー室に入る場面を撮影。
セミナー室入り口から撮影。
後方から撮影。
前方,斜め後方から低位置で撮影と,ミーティングの様子をさまざま角度で収録していきます。
この間,資料,先生方の横顔,議論の様子をずっととらえています。
カメラはまわったまま。
フリーディスカッションが終盤にさしかかった頃,スタッフの方々がセミナー室の外に出ていらっしゃいました。
収録終了の理由をお聞きしたところ
「私たち(第三者)がいると,先生方がディスカッションしにくい内容になってきましたから・・」。
場面の議論内容を把握しながら収録されているんですね。議論内容を把握するだけでなく,後々リポート作成の際,どのように編集すればよいか考えながら収録しているということでした。
まさに職人芸!
来週も収録があるそうです。
どのようなストーリーのリポートが完成するのでしょう? 楽しみです。
手塚先生のご研究,本学のエッセンスがぎゅっ!と詰まったリポートを,ぜひご覧ください。
:広報M