2014年2月

2014/02/14ミャンマーでの脊椎手術支援

ヤンゴン整形外科病院前にて
ヤンゴン整形外科病院前にて
(左:宮本,右:三重大・笠井教授)

はじめまして。
医学系研究科の宮本敬です。
昨年に引き続き,ミャンマーでの脊椎手術支援(今回はヤンゴン整形外科病院),そして新たにミャンマー整形外科学会での招待講演,という貴重な機会をいただき,2014年2月2日~9日の1週間,ミャンマーに出張させていただきました。
手術では,岐阜大学脊椎チームで頻繁に行っている腰椎椎体間固定(TLIF),脊椎矯正骨切り(PSO)等を執刀し,かつ現地のドクターに指導させていただきました。
講演では,脊椎感染症に対する我々の術式を紹介し,ミャンマーのドクターが現地の症例に生かせるようなアドバイスを述べさせていただきました。
快く送り出していただきました秋山治彦教授をはじめとする岐阜大学整形外科の皆様,また,ご推挙をいただきました三重大学医用工学脊椎外科学の笠井裕一教授(認定NPO法人 日本・ミャンマー医療人育成支援協会理事)に心より御礼申し上げます。

脊椎手術執刀
ヤンゴン整形外科病院での脊椎手術執刀(左が宮本,右が現地ドクターたち。局所が不明瞭ですが,個人への配慮のために意図的にボカシをいれております。) これまでに笠井教授が寄贈されたインプラントが数多くあり,恵まれた環境に感謝しました。

回診し,術後レントゲンを見せて説明
手術症例をSoe教授とともに回診し,術後レントゲンを見せて説明。(左:Zaw Wai Soe教授,右:宮本)

第23回ミャンマー整形外科学会での講演
第23回ミャンマー整形外科学会での講演(宮本)の様子。岐阜大学における脊椎感染症に対する手術について,私のミャンマーでの同疾患に対する手術体験もふまえて紹介させていただきました。

学会参加者とBago地区のPagoda(寺院)を訪れて
東南アジア各国からの学会参加者とBago地区のPagoda(寺院)を訪れて。

:大学院医学系研究科 宮本 敬