岐阜大学の特色を活かした人獣共通感染症等に対応するセンターは作れませんか?
人獣感染症の調査研究を実施できる専門施設を整備すべき。医学部,獣医養成課程を有する大学として,重点的に取り組むべき。
(応用生物科学部卒/30代女性より)
岐阜大学が独創的かつ先進的な教育研究拠点として社会に貢献する存在であり続けるためには,継続的な研究活動も重要と考えております。
人獣感染防御研究センターをはじめ,これまでに開設した時限型のプロジェクト研究センターについて,今後どのような学内の位置づけで,どのような取組がなされていくのか教えてください。
(応用生物科学部卒/40代男性より)
ご意見ありがとうございます。
本学は,学部組織にとらわれない横断的な研究を実施するためにプロジェクト研究センターを設置しています。
これらの組織は,研究グループが獲得する外部研究資金によって運営することを原則としており,研究資金の補助期間がセンターの設置期限となりますが,センターの研究成果や発展性を総合的に判断し,経常的なセンターへ発展させたり,既存組織の一部として存続することも検討しています。
人獣感染防御研究センターは平成23年3月をもって廃止しましたが,応用生物科学部の野生動物管理学研究センターに人獣共通感染症部門を置き,その研究活動は継続しています。
今後も鳥インフルエンザ等の人獣共通感染症に対する防御策の研究を進め社会に貢献できるよう,より一層の努力を続けて参ります。