こんにちは(*^^*)
岐阜大学 学生保安消防隊です。
私たちのサークルでは「自分たちの大学は自分たちで守る」のスローガンのもと,
主に防火・防犯・防災についての意識啓発活動を行っています。
岐阜大学に関わるすべての人に意識付けをしていくことを起点にし,地域の防災訓練やイベント等に参加していく中で防災意識を地域に根付かせていくことを目指しています。
さて...
先日,私たちの活動が大学受験生向け雑誌「蛍雪時代11月号」に掲載されました!
内容は【防災女子カフェ】についてです!
この企画は,女性の学生,教職員さんが消防隊の女性メンバーと一緒に,
防災についておしゃべりを交えながら楽しく考えることができるものでした。
では,実際にどんなことを行ったのか,簡単に紹介します(^^)/
◆7月1日 『保存食を食べてみよう!』
保存食を実際に試食していただきました!
保存食といえば乾パン...と思いがち。
ですが,今日では保存食も種類が豊富なうえ,おいしいものがたくさんあります。今回は,α米,インスタントスープ,保存用パン,えいようかんという4種類の保存食を試食しました。
α米は,お湯を注ぐだけでできる保存食です。なんと6種類もの味(ワカメ,五目,山菜おこわ,カレー,ケチャップ,エビピラフ)を食べ比べました!
いろいろな味の保存食を用意しておくことで,災害時のストレスを軽減させることができます。
食べながら,保存食に関するクイズを出したり,ローリングストック法といった普段から取り入れられる備え方の工夫をお伝えしました!
◆7月2日 『手ぬぐいはどんな使い方があるのかな?』
災害時にもいろいろな使い方ができる手ぬぐいの紹介を行いました!
まず,普段手ぬぐいはどう使われるか(タオル,掛け軸,ラッピング等)を話し,次に災害時における手ぬぐい活用法を具体的に紹介しました。
例えば,手ぬぐいはケガをした時の応急処置として,包帯や三角巾の代わりに使えたり,マスクや水のろ過にも使えます。話をした後は,実際に三角巾とラッピング体験をしてもらいました!
いざという時にこうした使える防災グッズがあれば少しは安心できます。
手ぬぐいをきっかけに,普段からカバンの中に防災グッズを持ち歩くことの大切さをお伝えしました。
◆7月3日 『ひとり暮らしの防災について』
普段の生活,特に食事に焦点を当てて,災害時にライフラインが止まってしまった状況の中で3日間の献立をたてる際に,できる工夫やアイデアについて考えてみました!
冷蔵庫が止まってしまった時は,生もの,果物から優先して食べることで,3日間の献立を立てることができることを伝えました。
それを踏まえて,実際に出たアイデアは
・米+ケチャップ+鶏肉+卵=オムライス
・米+キノコ+卵+味噌+水=おじや
・お餅+いちご(+小豆)=いちご大福
・みかんの缶詰+りんご=フルーツポンチなどです。
献立を立てる中で,調理するときはカセットコンロが大活躍すること,そして,水は調理の際も多く必要なため,たくさん用意しなければいけないことに気づくことができました!
最後に,一人暮らしの防災対策について,普段あるものが活用できること,また,こうした少しの工夫やアイデアを知ることもいざという時の安心感につながることをお伝えしました!
3日間のイベントが,防災に関心を持つ一つのきっかけになればいいなと思いました。
今後も,【防災女子カフェ】のような企画,そして岐大祭や3.11を風化させないためのイベントを通し,岐阜大学に関わる人,そして大学周辺地域の方に対して持続可能な防災を広め,その地域の輪を少しずつ広げていくことを目標に活動していきたいと思います!(^^)!
HP,facebookのほうもぜひご覧ください。
関連リンク
2015.6.24 「女性限定イベント 防災女子cafe ~備えよう、できることから~」を開催します!