岐阜大学ってどんなところ?何があるの?
そんな疑問を解決するため岐阜大学について紹介をしていきます!
岐阜大学キャンパスの特徴は,工学部,応用生物科学部,教育学部,地域科学部が「ある建物」を囲むように配置されていることです。
その建物とは・・・・図書館です。
誰もが利用する図書館をキャンパスの中心に置くことで,他学部の学生,教員の接触・交流の機会が作られるという考え方でデザインされているわけです。
今回は,岐阜大学図書館に注目してみたいと思います。
図書館はキャンパスの中央にある3階建ての建物です。図書館の入り口は階段を上って2階です。
2階,3階が書架と閲覧スペース,1階には古い本や,新聞のバックナンバーが保管されている集密書庫,グループ学習室があります。
また,2階には、ラーニングコモンズという学習スペースがあり,グループ学習のちょっとした打ち合わせに利用したり,当日の新聞の閲覧や,海外のニュース映像を視聴したりできます。
岐阜大学図書館には,雑誌を含めると,なんと約75万冊の本があります。
この図書館で私がすごいと思ったことの1つを紹介します。
それは,1階の集密書庫にある本です。
岐阜大学の歴史をひもとけば,明治時代にまでさかのぼります。当時からの図書がしっかりと保管されているため非常に古い図書もあるのです。
ではどんなものがあるのか見てみましょう。
ここの棚には,岐阜高等農林学校(大正12年設置)時代からの本が保管されています。
その中から1冊開いてみると・・・
なんと,昭和4年発行の本がありました!
昭和4年というと約80年前です。
そんな本が今もなおしっかりと残されているのです。
じっくり探してみればもっと古い本が見つかるかもしれません。
保管されている資料のなかには,背表紙の一部が塗りつぶされているものもありました。
消されていた文字は"台湾総督府"と書いてあります。
歴史的に貴重な資料が保管されているのですね...。
長い歴史を持つ岐阜大学だからこそお目にかかれる貴重な本や珍しい資料が保管されているのですね。
何十年も昔の,それこそ自分の祖父母が生まれるよりも前の本が,図書館に保管されていて,今自分の手の中にあると思うと言葉にできないくらい感動です。
資料を見ていくと,当時の学生さんが書き込んだと思われるメモ書きもあり(本当はいけないことでしょうけれど),この本を手にとって頑張って勉強していた昔の先輩の存在を感じ,自分も同じように頑張ることができるさ!とやる気も湧いてきます。
それでは,今回はこの辺で紹介を終わります。次回もお楽しみに!
: たじ