お久しぶりです!
岐阜大学の2年生となりました,ゆーみんです\(^o^)/
これまでにも何度か,Gプロジェクトで活動報告をしてきました獣肉ジャーキープロジェクト。
全学共通教育科目「地域活性化システム論 ~まちづくりリーダー養成講座~」のグループ演習で発案した「獣肉ジャーキーを岐大ブランドとして商品化」を「NPO法人メタセコイアの森の仲間たち(通称,メタ森)」と協働で実現のために活動してきました。
このプロジェクトは,なじみのない獣害の問題をジャーキーとして具現化することで,獣肉被害や郡上の現状を情報発信すること,および高齢化する猟師の課題解決を目指しています。
今回は2012年6月2日~3日に京都大学吉田キャンパスで開催された土木学会主催『第7回土木計画学公共政策デザインコンペ』で,この取り組みを
『「携帯するジビエ」で里山保全~猪鹿(IKA)した獣肉ジャーキープロジェクト~』
と題して発表してきましたので報告します!
みなさんはコンペと聞くとどういったものを想像しますか?
大勢の人が見つめる中,パワーポイントを駆使してプレゼンするもの,というイメージではありませんか?
わたし達が挑戦したのは,ポスターセッションでした。
広い部屋にあるボードにポスターを貼り,
その前に立って興味ある人に見てもらい,
説明を求められたら,それに応じて答えて評価してもらうというものです。
何度も話し合いを重ね,先輩方にすてきに仕上げていただいたポスター。
ボードに貼られた瞬間,何とも言えない気持ちが湧き上がってくるのを感じました...
コンペでは,まず別の部屋でそれぞれのグループの代表者がポスターについて簡単な説明をスライドで行い,そのあと会場を移ってポスターセッションに入りました。
わたしたちの取り組みを紹介したポスターは,たくさんの方に途切れることなく見ていただけて,それぞれの方にご質問やご意見をいただきました!
獣肉ジャーキーのこと,メタ森さんとわたしたちの活動が前よりも多くの方に知っていただけたのではないかと思います^^
肝心の結果はと言いますと...
土木計画学委員会賞,奨励賞というふたつの賞をいただくことができました!!
これらの賞をいただくと共に,
先生方からはこれからの課題など,自分たちだけでは気づくことができなかった建設的批判をいただき,大変勉強になりました。
【写真:受賞あいさつ(中央が文責:鵜飼さん)】
特に,「里山が抱えている課題は本当に獣害なのか?」との質問は,里山を保全する意味についてメンバーで話し合うきっかけになりました。
また,「ジャーキーをつくったことで,里山の課題解決の一歩を踏み出すことができたのではないか」とのコメントもいただきました。
社会人の方や学生さんからいただいたコメントを大切に,今後も持続的な里山保全のために
「獣肉ジャーキー」を活用した情報発信の継続,
猟師人口の増加や猟師の所得確保などを促すことができるよう,継続的に活動を進めていきます。
最後に,こんな素晴らしい体験を学部生の頃から体験させてくださったみなさまに感謝します。
ありがとうございました。
地域科学部2年:鵜飼柚見