山岳部の伊藤翼さん(工学部2年)と
森脩祐さん(応用生物科学部2年)が12月17日,
ミャンマーにある標高4,320mの未踏峰登頂めざして日本を出発しました。
前日の16日に会った際,「楽しみでいっぱい」と話してくれた伊藤さん。「不安は全くない?」と訊ねると,「不安を抱いて登ることは危険」とキッパリ。
対象的に森さんは「不安です」と打ち明けた。遠征隊の中で一番経験が浅く,いつも山に行く前は不安らしい・・・行ってしまえば不安が楽しみに変わるとか。
二人の話を聞きながら,藤井先生が「二人なら大丈夫。必ず成功して帰ってきますよ」と太鼓判。
皆さんの無事と成功を祈ってます!!
そして,帰国後ぜひ,登頂成功談を聞かせてください(*^-^)
空港から出発する伊藤さん達の写真を吉田弘樹先生(山岳部監督)からいただきましたので,
アップしておきます♪ :ミセス広報
岐阜大学山岳部は,
2011年12月17日から
ミャンマー最北端に位置する未踏峰(4200m)へ遠征することとなりました。
この度の遠征には,企業やOB会の援助をいただき,
学生二人が挑戦することとなります。
目標とする山域の地図は公表されておらず,
唯一信頼できる地形情報は
人工衛星による写真しかなく,
今回はそれを頼りに沢と尾根と思われる地形をトレースした略地図を使用しますので,現地で地図を作りながら進むことになります。
一帯は非常に複雑な地形で,
高度3000mほどまで照葉樹林の高木に覆われて,
歩くことができるのは沢しかなく,徒渉や探検要素が含まれ,また森林限界より上は雪と岩の技術が問われる総合的な山行となります。
こんにちは。
先日ようやく猪鹿庁のジビエ課の一員として活動を始めたゆーみんです。
前期の授業で獣肉ジャーキーを提案したものの,これまでの打ち合わせにはなにかと忙しく参加できていなかったわたし。
だから今回の打ち合わせは体調は万全ではなかったものの,とても楽しみにしていました!
授業が終わり研究室を訪れると,大野さん,辻本さん方が笑顔で迎えて下さってうれしかったです。このことでだいぶ緊張もほぐれました!
その後ジャーキーのスープを作っている間に鹿肉のリエットを試食,これがものすごくおいしくて!
鹿肉は脂肪がすごく少ないお肉なのですが食べごたえがありました。
簡単に作れるそうなので,わたしも作ってみたいです(^O^)
そしてスープです。
味つけはほとんどせずジャーキーから出る味だけということでしたが,コショウが利いていて入っていた野菜と干し椎茸との相性もよかったです!
先日このページで紹介した工学部の岡本啓吾さんと同じく,研究論文賞を受賞した
工学研究科環境エネルギーシステム工学専攻の三浦修平さんと野田吉秀さんを紹介します。
お二人が発表した論文は「p型酸化膜NiOを用いたアモルファスシリコン太陽電池の作製と評価」
太陽電池は,n型・p型と呼ばれる2つの性質を持つ半導体を繋げ「電気の滑り台」を作り,光が半導体に当たったとき発生する電気を外部に取り出す仕組みになっているんだとか。
従来の太陽電池では,p型のほうに用いられる電極素材がn型の性質を持つため,反対側にも「滑り台」ができてしまい,せっかく発生した電気の一部が逆方向に流れてしまうんですって。
そこで三浦さんと野田さんは,n型性質の半導体と太陽電池のp型との間にp型性質の壁(酸化ニッケル)を作り,電気が逆方向に流れないようにしたんです。
「太陽電池本来の性能がより発揮され,効率のよい電力回収になります」と話す三浦さんと野田さん。